もうすぐベッドに入る時間、窓から外を眺めていた男の子がおかあさんにききました。
「どうしてひるはおしまいになってしまうの?」
「よるがはじめられるようによ」
「ひるがおしまいになったら、お日さまはどこへいっちゃうの?」
「ひるはおしまいにはならないわ、べつのところでまたはじまるの・・・(中略)おしまいになってしまうものは、なんにもないの、べつのばしょで、べつのかたちで、はじまるだけのことなの」
「かぜはやんだらどこへいくの?」
「とおくへふいていって、どこかでまた木をゆらすのよ」
「あめがやんだとき、ふったみずはどこへいくの?」
「また、くもにもどって、べつのあめになるの」
・・・
ほんとに、ぐるぐる ぐるぐる、つづいていくんだね」
『おしまいになるものはなんにもないの』の言葉に、男の子は、子どもたちは、あなたのお子さんは、どんなに安心することでしょう
きょうはいい一日だった、そんな一日の終わりを振り返り、自分のまわりの自然の不思議を、子どもの視点でみつめている絵本です。
「あかるかった そらのいろは あおから ピンクに ピンクからふしぎな夕方のむらさきいろにかわりました」
夕方の移り変わる夕焼け色の描写の美しさは、読む大人には、今までに見た夕日の落ちていく空の美しさを心の底に甦らせます。
しかし、鉛筆の細かいタッチを生かした絵は、表紙以外は、白黒 なので、その色は写していません。
子どもも、少ない人生経験の中で、みてきた夕焼けの色、赤色、紫色、青色、を心の中に思い浮かべて、親子で、心に色を添えて、海を広げて、読み進んでいく、そんな絵本でした。
静かで地味な挿絵ですが、想像力を広げる、とてもよい絵本だと思います。


「どうしてひるはおしまいになってしまうの?」
「よるがはじめられるようによ」
「ひるがおしまいになったら、お日さまはどこへいっちゃうの?」
「ひるはおしまいにはならないわ、べつのところでまたはじまるの・・・(中略)おしまいになってしまうものは、なんにもないの、べつのばしょで、べつのかたちで、はじまるだけのことなの」
「かぜはやんだらどこへいくの?」
「とおくへふいていって、どこかでまた木をゆらすのよ」
「あめがやんだとき、ふったみずはどこへいくの?」
「また、くもにもどって、べつのあめになるの」
・・・
ほんとに、ぐるぐる ぐるぐる、つづいていくんだね」
『おしまいになるものはなんにもないの』の言葉に、男の子は、子どもたちは、あなたのお子さんは、どんなに安心することでしょう
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きょうはいい一日だった、そんな一日の終わりを振り返り、自分のまわりの自然の不思議を、子どもの視点でみつめている絵本です。
「あかるかった そらのいろは あおから ピンクに ピンクからふしぎな夕方のむらさきいろにかわりました」
夕方の移り変わる夕焼け色の描写の美しさは、読む大人には、今までに見た夕日の落ちていく空の美しさを心の底に甦らせます。
しかし、鉛筆の細かいタッチを生かした絵は、表紙以外は、白黒 なので、その色は写していません。
子どもも、少ない人生経験の中で、みてきた夕焼けの色、赤色、紫色、青色、を心の中に思い浮かべて、親子で、心に色を添えて、海を広げて、読み進んでいく、そんな絵本でした。
静かで地味な挿絵ですが、想像力を広げる、とてもよい絵本だと思います。
[ 2008/06/20 ] | 4−5歳にえらぶ絵本
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